皆様こんにちは!
この度は、私の母方の実家の話をしたいと思います。
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母方の実家は福山市の、のどかな田園風景に100年以上前から建っています。
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数年前に「50戸連たん制度」といって、市街化調整区域の農振区域でも
開発許可がおりれば住宅の建築が出来る時期がありました。
そして2022年に制度廃止となるのですが、その中途半端な期間のみ許可をした結果が
こちらの写真です。
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のどかな田園風景の中に、古く趣のある家と、田んぼと、最新のデザインの住宅が混在しています。


私にはなんとも異様な光景に見えます。
農業の後継者がどんどん減っていく中、土地と建物の価格が上昇し続ける中で、
田や畑を開発して新築の家が建つ。
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それは時代の流れと需要と供給がマッチングしたのだとは思います。
けれど、このようにアンバランスな風景になってしまったことは非常に残念です。
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更に50戸連たんの廃止によって、この農振区域に指定されている田畑には
現在、建物の建築が出来なくなっています。
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なので、このような中途半端でアンバランスな風景の町が
これからも残っていくのです。
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後継者のいない田畑は、どんどん荒れていっています。
果たして今後、どのように対策が練られるのでしょうか。
福山市の市役所の方々は、皆様どなたとお話をさせて頂いてもご丁寧に迅速にご対応して頂ける、
素敵な町なのです。
今後の福山市には大いに期待しております。